宮城県大崎市鳴子温泉のNPO法人「鬼首山学校協議会」は、鳴子ダムで小型船(5人乗り)を使った観光クルーズを開始した。ダムの渇水期だけ姿を現す「幻の滝」なども見ることができる。山学校は「ダム湖の自然環境を楽しんでもらい、地域活性化のきっかけにしていきたい」とPRしている。
山学校では、鳴子温泉鬼首地区への定住希望者が職員として農林業や観光業を学んでおり、今回のクルーズも職員が発案した。家族連れなどの観光客の利用を見込んでいる。
山学校によると、滝はこれから、徐々に見えるようになる。梅雨明け後には、落差約10メートルの迫力のある滝になり、「幻の滝」と呼ぶ住民もいるという。陸からは見えにくいため、クルーズの目玉になりそうだ。
料金は40分コースで大人500円、小学生以下300円。ダム一周コース(90分)で大人1000円、小学生以下500円。チャーターもできる。紅葉の見ごろが終わる11月初旬ごろまで営業する。
連絡先は山学校0229(86)2058
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